難攻不落のカラオケ城を籠絡出来るか!?
長い闘いの始まり。。
僕に向かって中指を立てるY。。。
こん「朝食食べに行こうよ」
Y「。。。」
こん「今日は何する?映画でも見に行こうよ」
Y「。。。」
こん「そうだ、Yの新しい服を見に行こうか」
Y「。。。」
無反応。。。
こん「じゃあ、外で何か買ってくるよ、何がいい?」
Y「。。。」
ピコン(LINEのメッセージ音)
僕のスマホが鳴った。
こんな時に。。。
恐る恐るLINEを見ると。。
Y「Mie(麺)」
こん「あ、ああ、ミーゴレンね!了解!」
ピコン(LINEのメッセージ音)
Y「Buah(果物)」
こん「いちご?りんご?いくつか買ってくるよ」
Y「。。。」
こん「いってきます」
Y「。。。」
ホテルはモールと直結しているが5分程度歩く必要がある。
レストランやフードコートもあってとても便利な立地。
ピコン(LINEのメッセージ音)
Y「1 minute」
Ohhhh...
急いでフードコートで持ち帰りの注文。
出来るまでの間にスーパーに行き果物と自分のビールを購入。
でも、LINEとはいえ仲直りの気配を感じるなぁ。
こん「買ってきたよ、一緒に食べよう!」
Y「。。。」
まだ話さないし目を合わせないけど、ベッドルームからリビングに来た。
そしておもむろにミーゴレンを食べ始めた。
ピコン(LINEのメッセージ音)
Y「Cabe(唐辛子)」
こん「。。。はいはい」
※画像は拾い物です
こんな感じのまま食べ終わってからはTVを観たり、スマホをいじったりして過ごした。
でもまだ怒っていて僕がくっつこうとすると全力で抵抗する。
だんだんイライラしてきた。。。
こん「ねぇ、話さないと始まらないでしょ」
Y「。。。」
こん「僕はYに会いにインドネシアまで来たんだよ」
Y「。。。」
ここからまた一時間だんまり。。
もういいや。。
こん「OK、もう家に帰りなよ」
Y「こんはYに帰って欲しいのか?」
こん「そうだよ、面白くないし」
Y「私は昨日とても悲しかった」
こん「だからずーっと謝ってるじゃん」
Y「帰りたくない」
こん「いやもういいです、疲れました、バイバイ」
Y「。。。」
Y号泣。。。
つづく。。。
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