ジャカルタで見つけた恋 〜もちろん料金は発生〜

2013年から海外遊びにハマりました。。。 2019年からジャカルタのカラオケ嬢にハマってしまい足しげく通う日々。 反省の気持ちも込めてその軌跡を書いていきたいと思います。

ビール飲みながらタイ彼女を思う

タイ彼女とはYと会う半年前にバンコクのパッポンで出会った。
ゴーゴー嬢でダンスの仕事もしている笑顔の可愛い24歳。
その日はタイ旅行の最終日でPB(ペイバー)してから友達の嬢も一緒にクラブに遊びに行った。
朝の6時には空港に向かう必要があるのに3時まで馬鹿騒ぎした。。。
ホテルに帰って空港に行くまで一睡もせずに二人で楽しんだ。
日本に帰ってきてからも毎日LINEを続けたのはYと同じ。


その翌月にはプーケットへの旅行に行っていた。




部屋にあるプールがイチャイチャした。
コンビニで買ったテキーラを何本も飲んだ。
クラブに行って毎日騒いだ。
タイ飯もたらふく食べた。



楽しかった。



次は日本に呼んで毎日パーティー三昧。。



ディズニーランドに行った。
ゴールデン街でしこたま飲んだ。
ギリギリガールズで一緒に踊った。
上野で串揚げとビールを食べた。



楽しかった。



そしてゴーゴーを辞めてほしいと言ったらすぐに辞めてくれた。
しかもこの子は最初の日以降はお金を受け取らない。


すぐに二度目の日本旅行のチケットを予約したんだけど、Yに出会ってしまった。。。
仕事が忙しいと嘘をついてキャンセルした時も、泣いていたけど許してくれた。


めっちゃ良い子。

でもYのこと好きになっちゃったんだからしょうがない。
その彼女からのLINE。。
そりゃそうだよ。。
僕は仕事してるはずなのに突然Instagramのフォローは外されるわ、知らないインドネシア人にフォローされるわ。。
極め付きはその女の投稿に僕が写ってるんだから。。。
僕は未読スルーすることにした瞬間に。。。



RRRRRRRRR(LINEの着信音)
どっっっっきぃぃぃぃぃん



Y「なにやってるんだ?」



こん「。。。プールサイドでビール飲んでる。。」



Y「暇だ、そっち行くぞ」



こん「。。。了解」



タイミング凄いねキミ。。。



とりあえずLINEのサウンド通知設定をオフにした。
10分もせずにYが登場した。




こん「あれ?水着じゃないの?」



Y「バカ、恥ずかしい。暗くなってからだ」


こん「。。。」


そしてビーチサイドで二人ともスマホをいじったりビール飲んだりくつろいだ。
僕はタイ彼女と別れようと考えていた。
まぁ、結果いまでも完全に切れていないわけだが。。。



つづく。。。

ジャカルタ行くならSNSアプリは隠せ。。。😭

こん「Y、僕はどうすればいいの?彼女は前の彼女でいまはただの友達」


Y「Bohong Kamu orang jahat‼️(嘘だ、あなたは悪い人)


こん「。。。」



Y「スマホを貸せ」


こん「えっ。。なにするの?」


Y「貸せ‼️」


こん「。。はい」



彼女は僕のスマホを持つと色々探し始めた。
Instagramでタイ彼女をブロック。。
そしてYのアカウントをフォロー。。。


Y「2人の写真をInstagramにのせるぞ」


こん「え。。。?仕事のカスタマーもいるから。。」


Y「わたしのInstagramにアップする」


こん「。。。OK」



彼女は2人の写真を自分のInstagramに投稿して、僕のタイの彼女をフォローした。。。



これヤバイやつや。。。



Y「これで良し、こん、お腹が空いた」


こん「。。。お土産のカップラーメンあるけど」


Y「Aku mau sekarang(はやくつくれ)」


こん「。。。OK」



ペヤング超超超大盛りGIGAMAXにBon Cabeをこれでもかとふりかけて食べる彼女。。。


か、可愛い‼️


Y「こんも食べろ」


こん「いや、さっきの寿司が。。」


Y「食べろ‼️」


こん「。。。頂きます」



ようやく機嫌がなおってきた彼女。

でも本当は今回のジャカルタ旅行、タイ彼女の訪日をキャンセルして強行したんだよなぁ。。

すでにチケットも買ってたけどキャンセルして。。

あー怖い。。。



こん「ねえ、一緒にプール行こうよ‼️」


Y「行かない、こんひとりで行ってこい」


こん「。。。了解」



スーパーで買ったギネスを持ってプールでリラックス。

彼女は部屋の窓から手を振っている。。


ピコン(LINEのメッセージ音)


タイ彼女「Why u unfollow me? And who is she?」


Astaga‼️(オーマイガッ‼️)

一年後のいまでも続いてる問題がいま始まった。。



つづく。。。

ホテルの部屋にて天国から地獄へ。。


ホテルの部屋に戻りくつろいでいると


Y「こんちょっとこれを見ろ」



こん「なに?」


Yは自分のバッグから財布を取り出した。
開けると前回撮ったツーショットの写真が2枚挟んであった。



Y「ここに入れる写真を迷ってる、どっちがいいと思う?」



か、か、可愛い!!!



こんなん反則でしょ。。。
カスタマーみんなにやってるのかもしれないけど、破壊力が凄すぎる。。。
どんどん好きな気持ちが高まってしまう。。。


こん「あー、こっちのYが可愛いかな(なるべく平常心で)」



Y「わかった、じゃあこれにする」



こん「他のカスタマーの写真と入れ替えちゃダメだよ」



Y「当たり前だ、バカ」


そう言って財布のパスケース部分に写真を収納した。
そして二人はいちゃちゃしてすることをしてからホテルの部屋でダラダラと過ごした。
Yは僕のスマホで撮った写真を確認してた。



ピコン(LINEのメッセージ音)



僕のスマホにLINEが届いた。
とっさにヤバいと思いスマホを取り上げようとするもそれを防ぎLINEを勝手に開いた。
送ってきたのは前述したタイの彼女だった。。


Y「この女は誰だ?」



こん「え?あー、と、友達?」



Y「そんな訳あるか」


タイの彼女とのやりとりを遡って確認している。
Yは英語ができないが、ハートのついた絵文字やスタンプを見れば一目瞭然だった。
そこから一気にYの機嫌が悪くなった。。。
一切こっちをみないし、喋らない。。。


こん「プール行こうよ」



Y「。。。」



こん「え、映画は?行かない?」



Y「。。。」



こん「そ、そうだ、果物でも買ってこようか?なにがいい?」



Y「。。。」



完全黙秘 泣



なんとか機嫌を治そうと話しかけても頑として喋ることはなくずーっと自分のスマホをいじっている。
1時間近くそのままの状態が続いたとき急にYがボロボロと泣き出した。



マジでやばくなってきた。。。



Y「こんは悪い人間だ」



Y「他の女といれば良い」



Y「私には他に多くの男がいる」



Y「帰りたい」


泣きながらまくし立てるYを抱きしめて必死で謝り続ける僕。
そんなに怒られるようなことやったかな。。。
インドネシア女性の気質によるものなのか。。。
そして僕はだんだん面倒になってきた。



つづく。。。

ジャカルタ。。Yが待っている


前回のジャカルタから1ヶ月後僕はひとりでジャカルタに向かうため空港にいた。


でもひとつ不安を感じていた。
以前タイの彼女と5日間プーケットに行ったことがあったがイマイチ楽しみきれなかった。
彼女は英語ネイティブで僕も割と得意な方なんだけどとても疲れた。。。
しかも今回はインドネシア語。。LINEのやりとりはGoogle翻訳で彼女は英語も日本語もほとんどダメ。


大丈夫かな。。しかも昼間はひとりで何すればいいんだろ。。。



ご飯食べたりお酒飲んだり映画見たり寝たりしてるうちに8時間の快適なフライトが終わりスカルノハッタ空港に到着した。



あ、暑い。。



こん「いま空港に着いたよー」



Y「はやくホテルにいけ。お腹が減った」



こん「了解。。」


シルバーバードタクシー乗り場で少し並んでホテルに出発。
40分くらいで到着した。
前回のジャカルタではとにかく酒を買うのに苦労したので、今回は酒が買えるスーパーと隣接したホテルを予約した。



こん「いまホテルに着いたよー」



Y「ちょっと待ってろ、15分で行くからロビーにいろ」



待つこと30分。。。
車からYが降りてきた。



か、可愛い!



Y「後ろの荷物を降ろしてくれ」



こん「了解」



トランクには小型のスーツケースがあった。



こん「どこかからの帰り?」



Y「バカ、3日間家に帰らない。ホテルに一緒にいるぞ」



か、可愛い!



けど、ずーっと一緒かぁ。。。
ま、なるようになるかと気を切り替えて荷物を部屋に置いて食事に行った。



こん「なに食べる?」



Y「Up to you」



こん「うーん、じゃあモールの中歩いて探そう」



ぶらぶらしながらレストランを探していたら回転寿司の店があった。



こん「Yは寿司好き?」



Y「好きだぞ、ここにするか?」



こん「そうしよう」


入ったのはGENKI SUSHI、初めて入ったけどタッチパネル式でとても近代的。
あ、ここ日本からの出店なのね。



Y「サーモンとマグロと枝豆と。。。」



こん「たくさん食べな」




次から次へと出てくる寿司をお茶をお供に食べた。
ああ、ビールが飲みたい。。



こん「じゃ部屋に帰ろうか」



Y「わかった」



ショッピングモールをぶらつきながら二人で手を繋いでホテルの部屋に帰った。




つづく。。。

閑話休題

ジャカルタから日本に帰ってきてからもYとのLINEは毎日何通も続いた。
他愛もない内容のLINE交換だけどずっと続けているとだんだんYの行動パターンがわかってくる。


朝は12時ごろに起きて17時にはカラオケに出勤、19時にお店がオープンする。
閉店時間が1時なのでBOがなければそれから食事買って店の寮に戻る。
よって1時以降に連絡が途絶えると『あぁ今夜は客が付いたな。。』ということになる。
そして次の日の夕方ごろに『酔っ払って寝ていた。ごめん』と決まって同じ返しがくる。


また、場合によっては1日もしくは数日にわたって拘束されることもある。
馴染みの客と映画や食事に行ったり、旅行に行ったりするケースだ。
そうなると毎日何十通もやりとりしていたLINEは客の目を盗んで行うことになる。
必然的に『Ya』『Oke』などの短文返信。。


経験がある人はわかると思うが、金曜と土曜の夜が一番心配な曜日だ。
ブロックMのカラオケはBOが150万と女の子へのチップで150万で300万ルピア(約24,000円)
なかなかの高額なため毎週BOされるとは限らないけど週末はやはり持ち帰りの可能性が高くなる。
平日でも僕もしたようにスニークアウト(店に黙ってBOを払わずに部屋に呼ぶ行為)もあるから安心できない。
LINEの返信があってビデオコールしてようやく安心ができる。


※典型的なBOパターンの例 泣


それに加えて現地人や駐在員の彼氏の存在問題もある。


風俗嬢に恋愛感情を持って勝手に嫉妬しても意味のないことなのがその時の僕は分かっていなかった。
※と言うかいまも分かってない。。。


楽しかっただけの第1章だが第2章からは色々な感情が混ざり合うことになる。



。。。つづく