ジャカルタで見つけた恋 〜もちろん料金は発生〜

2013年から海外遊びにハマりました。。。 2019年からジャカルタのカラオケ嬢にハマってしまい足しげく通う日々。 反省の気持ちも込めてその軌跡を書いていきたいと思います。

カラオケ嬢からのプロポーズ?

僕たちはしばらくプールサイドでくつろいだ。
Yはお気に入りのインドネシア音楽をYOUTUBEで流してくれた。
ファンコットというダンスミュージックらしい。
カラオケで歌ってたのはこのジャンルの音楽なのね。




こん「僕らもそろそろ部屋に戻る?」



Y「わかった」


友達たちはもうすでに各自の部屋に戻っていた。
※あとで聞いたらみんなTinder活動で忙しかったらしい 笑


僕の部屋は最上階のバストイレ付き。
室内も広くとても快適。



Y「こん私はとても疲れた」



こん「大丈夫?プールではしゃぎ過ぎた?」



Y「バカ。カラオケの仕事だ」



こん「ごめん。。休みは何日?」



Y「私に休みは無い」



こん「えっ?一週間に1日も休みないの?」



Y「ない。休みはムスリムの休日のみ」



こん「可哀想に。。それは大変だね。。。」



Y「はやくカラオケを辞めてこんと結婚したい」



初耳。。
だけど、可愛い!



こん「い、いいね。」



Y「はやく子供が欲しい」



こん「い、いいね」



Y「よし、じゃつくるぞ」



こん「。。。よろしくお願いします」



こんな感じでイチャイチャしたり、取り止めのない話をして過ごした。
そしてどちらともなく眠りについた。



RRRRRRRRR(LINEの着信音)




友達「昼飯行かない?」



こん「行く。Yを起こすからちょっと待って」



スマホの時計を見たら昼の11時。


こん「Y、昼ごはん食べに行こう」



Y「zzzz」



こん「友達が待ってるから」



Y「zzzz」



全然起きる気配がないのでLINEにメッセージを入れて昼食に出かけた。
ホテルの周りには屋台しかなく、15分くらい歩いたところのインドネシア料理屋に入った。
そこはナシチャンプル(ぶっかけ飯)屋でご飯に好きな料理を選んでのせてもらうもの。


こん「うっま!!」



あまりに美味しくてミーゴレンも追加注文。


こん「うっま!!」



僕はインドネシアに来たのは初めてではない。
バリには2回来たし、ジャカルタにも一度来たことがある。
いままでインドネシア料理を美味しいと思えなかった。
でも今回の旅行でそれは間違いだと痛感した。



RRRRRRRRR(LINEの着信音)



Y「こんお腹減った」



こん「わかった。ミーゴレンを買って帰る」



友達たちはマッサージに行くらしいので、僕は食べ終わる前にミーゴレンをテイクアウトして店を出た。
汗だくでホテルに戻るとYはベットでスマホをいじっていた。
そして僕の買ってきたミーゴレンを全裸で美味しそうに食べる。




か、可愛い!



Y「こん、日本に帰っても毎日LINEしろ」



こん「もちろん」



Y「他の女と◯◯◯するな」



こん「も、もちろん」



Y「1日に3回は自分で◯◯◯しろ」



こん「。。。はい」



Y「次はいつジャカルタに来るんだ?」



こん「いやまだ決まってないけど」



Y「来月にムスリムの祝日があるからその時に来い」



こん「。。。了解」



そしてYは笑顔で帰っていった。
これがいまから一年前のYとの出会い。
この時は自分が入り口にたってしまったことに気がついていなかった。。



第1章 〜完〜



つづく。。。

ナシゴレン&プール&Yの涙?

スラムロードに入ろうとした時。。


Y「停まって!」



こん「どうした?もう少してホテルだよ」



Y「あそこの屋台のナシゴレンを買う」



こん「えー。。いまご飯食べてコタでつまみもたっぷり。。」



Y「降りろ」


。。。
ホテルまで目と鼻の先のスラム入り口で降ろされ屋台のナシゴレンを待つ。
ん?でも随分と美味しそうだな。
調理してるおっちゃん曰く、自分は昔ホテルのレストランで働いていた。
私のナシゴレンはジャカルタで一番うまい。



100%嘘でしょ。。




大盛りのナシゴレンをテイクアウトして再度タクシーに乗る
5分も経たないうちに到着。


こん「ここだよ」


大きな門を通って僕たちが滞在している家の前でタクシーを降りた。




Y「きゃーすごい!!」



綺麗なリビングや部屋の中にあるプールを見てはしゃぐY。。。



か、可愛い!!



Y「こん、泳ぐぞ」



こん「OKー」



とりあえず着替えに僕の部屋にいきお互い水着に着替えて浴室で記念撮影。




こん「Y、とても可愛いよ」



Y「Bohong(嘘つき!)」



そんなイチャイチャしたやりとりをしつつとりあえずやることをやる。。。
もう一度水着に着替えて二人でプールサイドに。
友達たちも帰ってきてしばし談笑。




僕たちもビールを飲んでプールに入ってイチャイチャを楽しんだ。




Y「こん楽しいぞ」



こん「僕も楽しいよ」



Y「でもこんは明日には帰るんだろ」



こん「。。。まぁ、仕事があるし」



Y「。。。」



こん「。。。Y?」



Y「ナシゴレン食べるぞ」



しんみり返して 泣



屋台のナシゴレンをビンタンで食べる。





こん「うまい!これめっちゃ美味しい」



Y「うまいうまい」



あのおっちゃん嘘じゃなかったんだ。。




つづく。。。

コタのリバーサイドでデート

ファタヒラ広場にはまだ地元の人たちが沢山いた。
ブラブラと屋台を見てまわり、Yはヘナタトゥーの店で立ち風止まった。


Y「これ知ってるか?」



こん「うん。消えるタトゥーでしょ?」



Y「やりたいんだけど店のママがダメと言う。。」



こん「え?でも本物のタトゥーしてる子何人もいたじゃん」



Y「それはOKだ」



意味がわからん



そして果物などを買いつつ散歩は続いた。



川沿いのベンチに腰をおろし果物を食べる。
なんか辛いソースを甘くない果物につけて食べるのがインドネシアスタイルらしい。


こん「辛いっ。。」



Y「なにいってるんだ。こんなの全然辛くない」



おもむろに持参したBon Cabeをソースにバッサバッサかけて食べ続けた。
これはサンバルソースをふりかけにしたもので辛さのレベルがある。
彼女の好みは辛さMAXの30倍。。。
ちなみに日本でもAmazonで購入可能です。


※画像は拾い物です


Y「うまい。こんも試してみろ」



恐る恐る。。。ペロッ



こん「うおー、辛いって!!」



すでに辛いって言ったよね。。。



東南アジアではタイやベトナムなど辛い食べ物が好きな国が多くあるが、僕の印象ではインドネシアが一番だと思う。
もしかしたらYが特別なのかもしてないけど。。。


そしてホテルに帰ってから食べるつまみなどを買い込みタクシーに乗った。



Y「こん、ホテルの住所を教えろ」



こん「はいこれ」



Y「ksjkf@k@paksko@sk」



運ちゃん「klalksoqsjpop」


Y「pqoosdk@sdl」



運ちゃん「OK」



タクシーが出発した。
40分くらい走ったところで。。。



運ちゃん「plpaspck@jqe」



Y「lakydghfoiw」



Y「こん、ホテルはどこだ?」



こん「さっきは迷ったけどその住所で着いたよ」



それからタクシーはグルグルと迷走すること30分。
Airbnbでホテルではないので名前が無い。
Yの機嫌はどんどん悪くなっていく。



Y「一度行った場所だろ?なぜわからない?」



こん「。。。ごめん」



そうこうしているとさっきのスラムな道があった。



こん「ここ。この道入って!」



Y「。。本当だろうな」



疑いの眼差しを受けながら走ること5分、ホテルの門が見えた。




つづく。。。

プライベートプール

タクシーでホテルを探すこと30分、どうも近くをグルグル回っている気がする。
ここ入るかぁ?というスラムな道を渡り5分。


運ちゃん「これだ!」


一同「おおーっ!!!」


ひときわ高い壁で覆われ、でかい門の前にガードマンが2人立っている。
隣は現地感満載なモスク、道には街灯もないので真っ暗。
こりゃわからないわな。。。


門が開いて中に入ると同じ作りの家がいくつか並んでいる。
停まっている車は高級車ばかり。
家の中はリビングの横にはプールがあっていい感じ。


※画像は拾い物です


こん「とりあえずプールでビールでも飲みますか」


一同「いえー!!」


スーパーで買い込んだビールやつまみ、日本から持ち込んだ焼酎などをプールサイドに並べる。
お気に入りの音楽を流しながらプールに入ったり、喋ったり皆それぞれ楽しんだ。
みんなで海外にはよく遊びに行くけどこんなリラックスする時間は初めてだった。
いつもはひとり部屋だし、基本夜遊びをしに行ってるし。



RRRRRRRRR(LINEの着信音)



Oh。。。一瞬忘れかけてたよ。



Y「いまなにやってる?」



こん「ああ、友達とプールでビール飲んでるよ」



Y「遊びに行くぞ」



こん「え?ホテルに来るんじゃないの?」



Y「コタに連れて行ってやる」



まったく興味ない



こん「うーん、ホテルでゆっくりしない?」



Y「19時にカフェ・バタヴィアで待ち合わせだ」



こん「。。。了解」


短いリラックスタイムが終了しガードマンにタクシーを呼んでもらう。
ジャカルタ名物の渋滞の中、1時間ほどかけてコタに到着。


運ちゃん「あとはまっすぐ歩いて広場の隣だ」



こん「テリマカシ」


道には屋台が立ち並び人がごった返している。
なかなか雰囲気あって僕もテンションが上がってきた。
しばらくすると大きな広場に出て、そこにも人がいっぱい。。
Yが指定したカフェはすぐに見つかった。
西洋と東洋を混ぜたような歴史ありそうな内装。


※画像は拾い物です


僕はビールを注文してYを待った。
すると程なくYが笑顔で到着。



か、可愛い!



Y「よし、食べるぞ」



こん「注文よろしく」


僕は鳥を煮込んだものとごはん、Yはナシゴレン。
味は美味しかった!




こん「コタはいつもこんなに人が多いの?」



Y「いや週末だけだ。あとで一緒に散歩しよう」



こん「もちろん!」



か、可愛い!



Yは基本なにかを食べているときが一番可愛いのです。
会計を済ませて手を繋いで二人の散歩がスタートした。



つづく。。。

祭りの後

昼になっても起きないY。。
友達はもう僕を置いて昼食に行ってしまった。。


こん「おーい。そろそろ起きようよ」


Y「zzzz」


こん「もうお昼だよ」


Y「zzzz」


こん「お腹減った、ご飯食べよう」


Y「。。食べる!」


昨日あんな状態だったのに二日酔いとかないのか。。
外に出るのも面倒だったのでルームサービスを頼んだ。
僕はナシゴレンとビンタンでYはブブル(おかゆ)をオーダー。




こん「昨日は大変だったね。大丈夫?」


Y「Apa(なにが?)」


こん「もしかして覚えてないの?」


Y「友達が吐いてた」


こん「なるほど。。じゃこれみて」


昨夜の写真をYに見せると本当に覚えていなかったようでとても驚いている。


Y「Maaf Y malu banyak(ごめんなさい、Yはとても恥ずかしい)」



か、可愛い!



こん「全然大丈夫だよ!こんはすごく楽しかったよ」


Y「こんはお酒を飲みすぎだ」


こん「。。。ごめん」


なんで俺が怒られてんだろ。。。


Y「食べ終わったら一度家に帰ってまた戻ってくるぞ。今日は仕事に行かない」


こん「え?大丈夫なの?」


Y「こんはお店に支払う必要がある」


こん「。。ですよねー」


こん「あ、今日からホテル変わるんだよ」


Y「なんでだ?」


こん「いや、いろいろなところに泊まってみたいし、一軒家だからみんなと一緒だけど綺麗っぽいしプールもついてるよ」


Y「あとで住所を送って」


こん「OK-」


食事が終わってすることしたらYはGrabを呼んで帰っていった。
うーん、友達と来たのに全然一緒にいない。
でも今日からは同じ家だから大丈夫だろう。
今夜泊まる家はAirbnbで予約した4ベッドルーム、プライベートプール付きの贅沢なところ。プールサイドでBBQも出来るみたいだし楽しみだ。


チェックアウトしてみんなと合流。
タクシーで向かうも住所がよくわからないらしくしばらく迷う。。
その時は鈍臭い運ちゃんだなーと思っていたけど、それが間違いだったことにあとで気がつくことになる。。。



つづく。。。